はじめての集会 ②

翌日は朝から鈍行に乗り、ゆっくりと開催地に向かった。

会社以外ほぼ引きこもり状態の自分には、電車での遠出は初体験。
事前にネットで調べた乗り換えの紙切れだけが、頼みの綱だ!
通り道には富士山がある。
時間もあるし、ちょっと寄り道して富士川駅で途中下車。


契山館のHPを見ていると富士山が色々なところで登場していたので、どうも特別な山だと理解していた。

(当時は富士の現状について知らなかったので、何やら大変なことになっていることなど
知るはずもなかった。)  ・・・詳しくはこちらで↓


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(2014/06/02)
水波 一郎

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まだ見たことのない富士を一目見てみたい。
そう思っていた。


下車してみると、富士が見えない。
どこにも見えない!

あ、、、曇っていると見えなんだ。
そんな当たり前のことに気付いてがっかり。


せめて裾の方だけでも何とか見たい…、と思ってもどっちにあるんだ?


これは誰かに聞くしか手がない。
まだスマホなどない時代、地図もないし。



人見知りが激しいので、普段なら誰かに聞いたり出来ない自分だけど、
駅近くの商店で勇気を出して聞いてみた。


その方は店の外に出て、富士山の方向を教えてくれた。
それから富士を見たことがなかったこと、どこから来たとか色々話をして
御礼を伝えて別れた。


自分から話しかけるのは勇気がいるもんだ…
でも、こういう経験をしてこなかったので、すごく嬉しくなった。


結局、富士は雲に隠れて見えなかった。

駅構内に戻り、電車の時間まで跨線橋から富士があるであろう方向をじっと見ていた。


ここに神様がいるのだろうか?いないのだろうか。
どうして富士なのだろうか、どうして日本なのか。



色々と思いを巡らせていると、雲の上から少し、ほんの少しだけ
富士の山頂が見えた。

姿を見させてくださった。


言葉にできない、なんとも言えない感動が込み上げてくるのが分かった。
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